感染性廃棄物リサイクル事業(炭化装置)

日本のごみ焼却場数は
ダントツで世界一です。

これほど多くのゴミを出し、燃やしている国はありません。 一人1キログラムのゴミを毎日出しており、年間で一家庭から1~2トンのゴミが出ているのです。 ゴミ焼却量は、ヨーロッパの環境先進国の10倍以上で、ダイオキシン排出量も世界一です。 「燃やすとダイオキシン」、「埋めると土壌汚染」といった認識のもとヨーロッパなどの環境先進国では、厳しい規制があるのです。 このため、環境先進国を中心に「ゴミゼロ社会」といった社会作りが、実践されるようになってきました。 ゴミは燃やすことで量は減りますが、それでは、根本的な解決になりません。 事業用の廃棄物処分の費用の高騰、処理量の飽和状態、完全処理の確認などの課題が山積みし、自己解決・減量化なども必然となっています。

私たちが解決しようとしていること

大人用おむつ処理量の増加が大きな問題となっています。

①燃焼コストの増加
使用済みの紙おむつにはし尿(水分)を多く含んでいるため、焼却炉の温度を下げてしまうことが問題となっています。
下がった温度を上げるためには助燃剤が必要になりますが、助燃剤を使用することで余計にコストがかかったり、 焼却炉を痛める原因になってしまいます。
②CO2排出量の増加
環境省が発表した『廃棄物分野における排出量の算定方法について(案)』内の廃棄物分野からの温室効果ガス排出量 (2015年度排出量を例とした試算値)よると、2015年に一般廃棄物として紙おむつを処理する際に排出された二酸化炭素は、 約21万トンとされています。
③感染性廃棄物として処理
行政は現在紙おむつの具体的なリサイクル処理に向けて各施設に現状の紙おむつの処理の調査を行っております。(現在東京都のみ) また、2021年末には紙おむつを感染性廃棄物として処理する流れとなっています。
社会背景

東京都環境局から使用済み紙おむつのリサイクル推進に向けた実証事業に関する調査の依頼がありました。


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※一部抜粋
東京都では、資源の循環利用を進める観点から、使用済みおむつのリサイクルに向けた効率的な取集運搬に係る実証事業を実施しています。使用済みおむつの処理を焼却からリサイクルへ転換することは、焼却炉への負担軽減や最終処分場の延命化等の観点から重要であります

東京都のみならず、紙おむつの処理は一般廃棄物ではなく感染性廃棄物として処理する流れになってきます。 リサイクル処理に向けた動きが必要となります。

私たちは既存の紙おむつ処理と向き合い問題点を解決します。

使用済み紙おむつを焼却処理から炭化処理へ移行し、 大幅なコストダウンと環境汚染へのリスク低減を実現しませんか?


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ハリーポットDX
ハリーポットDXは有機物を衛生的に無害化しセラミックパウダーを生成します。 熱分解による有機物を原料とした、炭及びセラミックパウダーのリサイクル原材料の生成を目的とする為の装置。 水分を多く含んだ紙おむつも単体で処理ができます。
また煙はダイオキシンなどの排出などもなく、 ゴミの減容率も300分の1~500分の1ですので、 これからの時代に必要とされる製品です。

ハリーポットで処理できるもの
●医療廃棄物(紙おむつ) ●食品・生ごみ ●プラスチック ●ゴム・革製品 ●紙・布・木材

ハリーポットで処理できないもの
●金属製品 ●ガラス製品・陶器 ●石類・貝殻


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